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海老蔵暴行(された)事件&南座顔見世 [歌舞伎舞台]

会社帰りにツイッター見てたら「海老蔵さん、タイヘン!」とかのツイートを見つけて、また何をやらかしとんねん〜!と慌てて帰宅してPCでニュースを探したら、六本木でボコボコにされたって記事が…。ただ、はじめは、殴られただけかと思い、南座近いのにほんとにも〜と思ってたんですが、ニュースがどんどん具体的になったら、怪我の具合やら、エビゾウが悪かっただの、いろいろ噴出して、南座休演で「エ〜!」。
そいで、ここ数年の奮闘公演で、シアワセにしてもらった記憶が甦り、可哀想になって泣いておりました。直後にあったロックのライブもあんまり楽しめなかったりと、ツラい日々(まぁ2、3日ですけど)を送るハメに。
だけど、病院で案外元気そうにしている海老蔵さん夫妻を見て、ホッとして、そいで、心配は終わってわりにフツーの気持ちになりました。

んで、見ていなかったワイドショーを解禁して、案外、歌舞伎や海老蔵さんに好意的なコメントもあって、さらに元気になって、12月7日の南座夜の部に行ってきました。

初っぱなが「外郎売」で、やっぱり愛之助さんはいっぱいいっぱいで余裕ない感じ。聞き慣れた海老蔵さんの強弱、緩急自在の言い立てとは違ってて、終わった後、周りは(私も)がっかりムード。その後「忠臣蔵」「河庄」「鳥辺山心中」そこで10時10分。最後までいたら、一緒の友人が帰れなくなっちゃっうので帰りました。「海老蔵さんがいないとツマラナイ〜」って言いながら。おじいさんたちが台詞噛んだり、とんだり、しっかりせぇよ、って感じだったし。

で、帰りの電車で、携帯から掲示板みてビックリ!この日、記者会見!帰宅して自動録画のニュースを見て、美しさと悲愴な感じに萌えまして、一人でキャーキャー言いました☆海老蔵さんがいないと歌舞伎の舞台はホントにツマンなくて締まりがない。はやく事件が解決して、海老蔵さんの舞台復活の道が見つかりますように!
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2011年1月15日公開「わが心の歌舞伎座」試写会 [映画]

またマスコミ試写に潜り込んできました。
(何かPR一緒にできることがあるかもしれないもんね!と言い訳しつつ…)
松竹さんの関西支社の試写室。
常連さんばかりみたいで、ちょっと居心地悪い…。
海老蔵さんの事件の噂話とかされてる方もいたけど
ウワサの域を出ず、南座の休演も発表される前で
何も情報はナシでした。
映画に集中することにします。

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「歌舞伎座さよなら公演 記念ドキュメンタリー作品」と銘うたれています。
「さよなら公演」は行かなかったので(新橋に通ってたんですよね〜)楽しみ♪
役者さんが一人ずつ登場して、歌舞伎についてや歌舞伎座についての思いを語られ、さよなら公演のダイジェストシーンが挟まれます。
<登場順>
中村芝翫さん「藤娘」「雪傾城」
中村吉右衛門さん「義経千本桜 大物浦」「俊寛」「熊谷陣屋」
市川團十郎さん「暫」「助六」「勧進帳」
坂東玉三郎さん「天守物語」「海神別荘」「阿古屋」
中村富十郎さん「祝初春三番叟」「種蒔三番叟」「石橋」
中村勘三郎さん「春興鏡獅子」「野田版 鼠小僧」「忠臣蔵三四段目」
松本幸四郎さん「寺子屋」「忠臣蔵四段目」「勧進帳」
中村梅玉さん「頼朝の死」「鈴ヶ森」
片岡仁左衛門さん「道明寺」「女殺油地獄」
坂田藤十郎さん「河庄」「曾根崎心中」「封印切」
尾上菊五郎さん「直侍」「魚屋宗五郎」「弁天娘女男白浪」
市川猿之助さん「川連法眼館 蔵王堂」「黒塚」「伊達の十役」
中村雀右衛門さん「十種香」「三笠山御殿」「英執着獅子」「金閣寺」

それぞれ、見どころだけの映像なんですが、ざっくり感想など。
・吉右衛門さんがすごく良くって、もっと観たい!って思いました。
・團十郎さんの「助六」思った以上に格好良くて(すみません〜)よかった。
・玉三郎さんの「阿古屋」舞台すごく観たくなった!演奏シーンが格好良くて。支度されてる映像はちょっと恥ずかしくて…。
・勘三郎さんは、とっても「らしい」エピソードです。
・仁左衛門さんは、お孫さんを可愛がっていらっしゃるな〜ってのと、やっぱりコワそう。「油地獄」をやられる気になったのは、海老蔵休演の代役で「まだまだいける」と思われたからでは??
・猿之助さんの「四ノ切」「蔵王堂」すごい!「伊達の十役」はあのシーンがっ。

そして、戦後の歌舞伎座に立った名優たち、ということで、上記のみなさんのお父様方の映像。
ナレーターは倍賞千恵子さん。

松竹の方から「歌舞伎座の裏側が見られる貴重な映像です」とご紹介された通り、幕間の転換の様子や、大道具、小道具を製作している様子、ロビーでの顔合わせや総ざらい等、映像としてまとまってキチンと整理してありました。ただ、ちょっと教育TVっぽいというか、真面目一本でアソビがない感じがしました。それでも2時間47分の長尺になってしまったのだから、仕方ないかな。数年前の俳優祭の「歌舞伎座の怪人」のが、面白くて、歌舞伎に対する情熱みたいなものは表現されてた気がする。

海老蔵さんの登場シーンは、玉三郎さんのトコで「天守物語」と「海神別荘」で映ったのと、閉場式みたいなので、チラって映っただけ。染五郎さんも菊之助さんも亀治郎さんもナシ。次の歌舞伎座を担うってことで、第四期歌舞伎座では割愛されたのかな〜。三津五郎さんのプログラムがなかったのもビックリだった。

私自身は歌舞伎座は10回くらい伺っただけで、地元のみなさんほど思い入れはないんですけど、先日銀座に行った時に、あのユニークな建物が、跡形もなく無くなっていて、少し喪失感を覚えたです。この映画は、歌舞伎みない人にはツマラナイでしょうけど、歌舞伎好きな方なら、人気演目のダイジェストになってるし、なんかいろんな裏方さんとか登場して面白いし、おすすめです♪歌舞伎座中心に観劇なさっていた方なら、DVDが出たら、即ゲットでしょうね〜。

2013年の第五期歌舞伎座が完成するまでに、海老蔵さんはしっかり精神の方も修行を積んでください!
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女義太夫のお話「星と輝き花と咲き」 [本、DVDなど]

南座で歌舞伎を拝見している合間に
松井今朝子さんの「星と輝き花と咲き」を読みました。
ちょうど義太夫狂言にどっぷりなわけだし
帯によると、
「元祖アイドル、元祖追っかけ」の物語らしいから
ミーハー追っかけの私にぴったり♪
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義太夫の才能に恵まれた大阪の女の子綾之助が
義理の母と東京に出て女義太夫として人気を博すようになり
色々な悩みを抱えながらも、自分の気持ちに誠実に
生きて行く物語なのです。
「義経千本桜」は残念ながら出てきませんでしたが
「太十」や「先代萩」など歌舞伎でおなじみの演目や
五代目菊五郎の名前やら、関連なお話がちりばめられてるので
歌舞伎ファンにとても楽しめます♪
タイトルがイマイチかと思うのですが…。
もっといいタイトルがつけられたら、松井さんも
宮本登美子みたいになるのではないかしら
と思いましたよ。
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通し狂言「義経千本桜」 [海老蔵礼賛]

9月25日、昼・夜、拝見してきました〜♪
普段は「みどり狂言」な公演が多いので(いままでで通しで拝見したのは「先代萩」くらいで、しかも、各段がそれぞれに進化しちゃってるので、お芝居を通しで観たって感覚ではなかったんですよね)、ひとつの世界をずっと拝見するの、面白かったです。11時から9時まで(10時間やん!)お芝居の世界にひたる、というのも贅沢でした。

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昼の部は三階席の中央。舞台までとても近く感じます。

南座はこじんまりした地方のハコって感じで、ちょっとボロっちくって、海老蔵さんのような大スターに来ていただくには申し訳ない気もいたしました。歌舞伎発祥の地でもあるし、東京のヒトは京都が好きだから、いろんな付加価値で底上げされているかな…。顔見世のチラシが置いてあって、一等25000円ですっで。

●鳥居前
 この幕は、壱太郎さんの可愛らしい静がホントよかったです。「お傍にいた時さえ、片時お目にかからねば、身も世もあられぬこの静」「(一緒に連れっててくんないなら)死ぬる、死ぬる」ってウゼー!!なんですが、品を保ちつつ、うざ可愛く演じてらっしゃいました。海老蔵さんは隈取りで登場♪「待てぇ、待ちゃーがれぃ!」忠信です。近頃スッキリお痩せになったのに、この隈取りだと、ふっくらまんまる顔に見えて不思議。むき卵に隈取ったみたいです。腕も脚も隈取り(と隈入りの襦袢にストッキング)で、めっぽうお強い。藤太を踏み破るところが力強くて好きなんですが(ご見物も笑うとこで)、実際、内臓破裂みたいな死に方なので、残酷だなーなんて思ったりもします。

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一回目の幕間でランチタイム。高島屋の地下で買ったお弁当。名古屋のお惣菜屋さんのです。

●渡海屋、大物浦
 玉三郎さん登場です。貫禄〜。相模五郎(亀三郎さん)、入江丹蔵(亀寿さん)がキッチリしててよかったです。やっぱり役者さんは声が良くなくっちゃ、だな〜と思いました。
 大物浦は、正直、知盛の最後のトコと相模と入江の戦況報告以外、退屈なんですよねー。お局さんたちも、そんなんだから時代遅れになって負けちゃうんだよ〜。最後の弁慶の法螺貝の音色が毎度なんか情けなくてガックリきます。
 海老蔵さんも修行積んで、見る方のワタシも鍛錬して成長できたころ、また拝見したいです。

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二回目の幕間は、仙太郎のおまんじゅう。二個買ったけど、さすがに食べられず、翌日のおやつに。

●道行初音旅
 昼の部の方が、玉三郎さんファンは楽しめますね♪竹本と清元の掛け合いじゃなく、竹本だけの演出です。玉三郎さんと海老蔵さんが並んだ姿が美しくて、夢幻の舞かと思いきや、壇ノ浦の戦いの思い出を語る勇ましい踊りです。

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昼の部が3時に終演で、夜の部が4時15分開幕なので、時間潰しにブックファーストで歌舞伎関係の本を見たりして、そいで夜の食料仕入れてまた劇場に。
夜の入場時に、麻央さんがいらっしゃるのをチラ見しました。南座のロビーが狭いし暗くて、若奥様として頑張ってる!というよりは、ただキレイにして何も考えずに受け身で立ってる感じだった。

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夜の部は花道真正面のバルコニー席。オペラみたい♪

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三階の鳥屋もばっちり♪

すっごい端っこの席なんで、どうかしら〜と思ったけど、近いし案外見やすくて、お値段もリーズナブル(それでも8000円)でヨカッタ。これから回数行く時はこーゆー席もぜひ座りたい。1列だけで周りにお客さんが少ないからか、ついお行儀悪くなっちゃうようで、近所の初老の夫婦が、茶の間で観劇しているような気にでもなったらしく、ボソボソおしゃべりしながらご覧になるのは閉口しました。ダンナの方が、奥さんにいろいろレクチャーしてるっぽいんですけど、男の人ってスグ知ったかぶりたがるのでイヤねー。

●木の実、小金吾討死
 さて、海老蔵さんの生足を拝見いたしますか。木の実はヤなやつ具合がいいですね〜。奥さん(吉弥さん)は昔にお店を張ってたそうなんですが、今ではすっきりさっぱりそんな面影もなく、姉さん女房よりもさらに権太の母のようです。もうちょっと色っぽい雰囲気を出しちゃダメなのかな。
 小金吾討死は、吉野の田舎で、まだ前髪の小金吾が日本刀振りかざした集団に追い回されて、自分だって子どもみたいなもんなのに、内侍と六代を守らなきゃならなくて、どんなに心細いだろうかと、毎回とても悲しくなります。薪車さんがその薄幸で悲痛な感じにぴったりでねぇ。

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ひさご寿司というところの「祇園」というセット

●すし屋
 で、木の実、小金吾討死をふまえての、「すし屋」です。お里(梅枝さん)が可愛い♪雰囲気が華やかになってよいです。弥助とのじゃらじゃらもウケてました。弥助にラブ〜なお里ちゃんが、権太お兄ちゃんには、「ハァ?何戻ってきてんの?」みたいな顔するのがお上手でした。リアルです〜。「ビビビビビ〜」も。
 花道からニセ内侍と六代を連れて出てきて(「下にいろい」「つらぁ〜あげろ」とかカッコいい)、海老蔵さんの見せ場が満載なんですが、あんまり「もどり」ってんですか、感慨わかないので、涙、涙のシーンも、全くもらい泣きもなく…。死ぬ必要なかったんじゃん、とか、女房と子どもは処刑されるわけ?とか疑問もいっぱいで。だからつい脚に目がいっちゃうのかしら。

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まだまだ食べます!ケーニヒスクローネの抹茶ゼリー。とてもさっぱりしています。

●川連法眼館、蔵王堂
 そして、楽しみにしていた最後の幕。忠信カッコいい〜。つまんなさそうだけども。結婚するなら銀平ですか。シゴトができて包容力もある。彼氏は権太。ちょっとくらい悪い方が楽しいし。んで不倫するならホンモノ忠信でしょうかねー。カタブツを籠絡して楽しむという♪←スミマセン、終わりに近づいて気が緩んで妄想してしまいました。
 狐忠信の登場で、いっきに世界はファンタジーに。静に問いつめられて正体あらわすの、三階なのでよく見えました。平伏しているときから下に穴があいてて、着物ほどいたりゆるめたりしているようでした。で、一気にもぐって、モフモフで前に出てくるわけなんですね〜。下座音楽の御簾から突っ込んで、ホンモノ忠信に早変わりして窓から顔出すのも「ドタドタドタ」って走っている音が聞こえたし、絵のようにじっとしてるけど、実は荒い息を抑えてるのがわかりました。しんどいんでしょうねー。目が死んでたよ。
 宙乗りは、上の写真のようにすべてキチンと見える席で、客席の喜び具合もくまなく見えて、劇場中で興奮してうれしくて(みんな笑ってた)拍手、拍手で見送れたのがとてもよかったです。
 そして蔵王堂は立派な舞台を背に中央のすっぽんからせり上がってくる海老蔵さん。さっきの盛り上がりさめやらぬ感じですから、お客さんも拍手甘くなっちゃって、何やっても大拍手です。立ち回りもカッコよかったなぁ〜。

明日が楽ですよね!ホント、お疲れさまです。最後まで気を抜かずに頑張ってくださいませ!
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海老蔵奮闘の義経千本桜 [海老蔵礼賛]

9月22日夜の部、行って参りました。
珍しく、会社の同僚Sさんと二人連れ、一等席です♪

「木の実」と「小金吾討死」、休憩をはさんで「すし屋」で、いがみの権太が海老蔵さんです。なんか、脚がキレイなんですよね〜。切り掛かってくる小金吾を足で制してる姿や、すし屋で格子の着物の裾をキュっと持ち上げて決まるトコとか、いちいち美しいです。男性的な美しさですね。そして、女房子どもがいる役で、そのカラミとかも優しかったりぶっきらぼうだったりするのも「萌え」ですな。きっと江戸のお嬢さん方も、贔屓の役者さんのそんな姿に萌えていたのでしょうね〜と思いながら拝見しました。

ところで、Sさんは歌舞伎をご覧になるのが「十二夜」に続いて二回目なので、お話を理解されるか心配で、先に、過去の番附をお貸ししたりしてたんですが、一回目の幕間で、「『洞呂川の陀羅尼助』って薬、買いにいったことがあるのよ〜。江戸時代からあったのね!」と仰っててビックリしました。私はあらすじ読んで、なんとなく薬のことよね、と思ってたので、結構古いことご存知なのねー。イヤホンガイドなしで、全く大丈夫でした。

そして、いよいよ「川連法眼館(かわつらほうげんやかた)」です。クールな男前、忠信、ファンキーでキュートな狐忠信、どちらも大好きです♪静御前が忠信を呼び寄せようと鼓を打つあたりから、義太夫の御簾があがって、この時の三味線の方(番附見ると、多分、長一郎さんって方だと思うんですけど)、結構パンチがあって好きなんです。ベース弾くみたいな感じで、クールだけど熱い感じで(好き嫌い分かれるかも、です)。「破傷風」って台詞の中に出てくるので(って言ってたと思うんですが…)、これも江戸時代からの病名なのかな〜。そして、海老蔵さんがフワフワの狐の衣装になってからは、ジェットコースター。ワ〜〜〜!って思っている間にどんどん場面が進行して、キャーキャー思っている間にもう宙乗りです。客席大満足で、大拍手でした。ツイッターにちょっと書いたんですが、狐言葉の時、声がちょっと危なくて、お疲れなのでは…と思った次第。あともう少しなので、ぐっとこらえて頑張って欲しいです。
ヨカッタ、ヨカッタ、と絶賛しながら、忠信を待ちます。花道から颯爽と登場で、ここから立ち回りです。小金吾の時は、正直だれるワ〜と思う瞬間もあるのですが、ここは結構大技が繰り出されるので、緊張感あります。出初め式、みたいなのとか、とっても盛り上がります。ハシゴに乗ったまま一回転とかも好き。紫のコーディネートがステキな衣装で、お化粧もチョイ紫な感じでした。そいで、我當さんの教経が現れて、義経、静etc.と皆並んで終幕。我當さんと安徳天皇が中央の赤い台に乗るんですけど、海老蔵さん、朝からあんなに頑張ってるんだから、海老蔵さんがお乗りになればいいのに…とちょっと思いましたです。

この日は平日で、年配のお客さんが多かったせいか、感想を大きな声でつぶやかれる方が多くて、多分、イヤホンガイドを大音量で聞いてらっしゃるから、感覚がおかしくなってるんでしょうけど「海老蔵が出ると(舞台が)締まるなぁ。顔見世に出るから、これも楽しみ〜」みたいなお話をされて、松竹のお姉さんに「お声が響いておりますから、お静かになさって!」とか怒られてたり、すし屋のラスト、「女房やったの!」とか素っ頓狂な声を出されてたり、「川の流れのように」の着メロが、権太が瀕死の時に流れたり、四ノ切で「これ一本で、来た価値ある!」とか(みんな大声)、いろいろ賑やかな客席でした。でもまぁ、だいたい、同じようなことを思っているので(着メロ以外です!)、「そうやね!私もそう思ったよ」と思いながらSさんと顔を見合わせて笑っていたのでした。楽しかったです!!
若奥様はこの日もいらっしゃらずで、縁がナイのかしら…。まぁ後援会にも入ってないので、ご挨拶もできないしナンですけど。
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通しで観てきた!義経千本桜 海老蔵大熱演! [海老蔵礼賛]

9月18日に昼夜通しで観て参りました〜。
観る方も疲れたけど、行ってよかった、ホント、楽しかったです。

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京都はこじんまりとしてます。好きなような、そうでないような。

昼の部は一等。後ろの方ですが、やや花道に近いので楽しめそう♪この日は国立劇場監修の上演台本を持って行って、それを見ながらの観劇だったので、台詞や義太夫の言っていることがとてもよくわかって面白かった。言葉は耳に入っても、何を言っているのかわからないことも多いので(てゆうかそればかり)。例えば「しんきょう」って何だろう?と思っていたら「親兄」なんだもの。イヤホンガイドならわかるかな〜でもやっぱり片耳塞ぐのもったいなくて…。あまりによく理解できて面白かったので、これから台本集めようかな…。

というわけで、「鳥居前」からスタートです。やっぱり壱太郎さん可愛い。翫雀さんの義経とよくバランスが取れています。市蔵さんの藤太はまるで桂小枝のよう。弁慶が子どものように泣いたり、藤太と軍兵が笑わせたり、立ち回りがあったり、とても楽しめる演目です。この日は睨みの「カ、カ、カ、ンガ〜、ギロリ!!」でゲラゲラ笑われてました…。まぁいいか。狐忠信@海老蔵さんは、まだ序幕なので、狐の気配は抑え気味の得体の知れない感じ。狐六方、満喫しました♪

「渡海屋」「大物浦」で大和屋、玉三郎さん登場です。おキレイです。亀三郎さんと亀寿さんのコンビもいい感じだった。ワキがしっかりしていると安心して拝見できます。銀平の役ってカッコいいですよね〜。この役、好きなんです。ちょい関西訛りなトコとか萌えます(仁左衛門さんとかピッタリだし)。海老蔵さんって最近老けて見えて、40歳くらいに見えるんで(他のタレントさんなど、若作りしすぎですよね)、この役も丁度いいです。「主人」って感じの頼りになるオーラと、相模と入江をチョチョイとやっつける強さの迫力と説得力があります。
満身創痍で登場してくる知盛は「ハァハァ」いってる演技がちょいリアルすぎて、大物浦の舞台から浮いてる気がした。海に身を投げるとこは、格好よかったです。番附で「まだ二回目。今のところ経験値が少ないので難しいことが多くて。」と海老蔵さんが仰っていますが、どんどん経験値を上げて(って、海老蔵さんが言うと完全にゲーム用語ですな)いって欲しいです。

「道行初音旅」おキレイな二人です♪玉三郎さんと海老蔵さん、最強の組み合わせ。海老蔵さんが颯爽としてて素敵です。番附に「静が後ろ向きで扇を投げ忠信が胸で受け止める演技を見せる」とあって、「?????」逆やんか〜。ってか、この日は玉三郎さんが扇を受け損なってた。多分海老蔵さんのスローイングがまずかったと思うんだけど。今回の番附は、日本語がおかしいところもあったし、松竹も前の歌舞伎大好きの会長さんが亡くなって、だらけているのでは!?と感じました。

そして、夜の部開場3時45分まで時間があるので、鍵善でくずきりでも食べようかとぶらぶら歩いてたんだけど、少し並んでいるみたいだったのでヤメて、ちりめん小物屋さんや和装小物屋さんを冷やかしたり、おやつを買ったり、ちょっと楽しい時間でした。

夜の部は、三階席です。
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雰囲気はいいんですよね〜。席は狭いけど。

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三階に鳥屋が作られています!目の前にワイヤーがあるし、ワクワクする〜

夜の部最初は「木の実」「小金吾討死」。薪車さん、小金吾役ピッタリ。身分が下の権太に強請られてイビられて、悔しがりつつ耐えていたり、大勢の追手と戦って亡くなってしまうトコとか、悲劇的な役がよくお似合いです。立ち回りでは要所要所で見得を切るんですが、目力ないのが面白かった。海老蔵さんも負けずに、チンピラ役がピッタリ!?相手が弱いとわかると容赦なくいたぶるところ、雰囲気が出てて。女房子どものいる役なんですが、前のときも、いったいいくつの女房なの!?っていうおじいさんが女房役してて(ペタジーニかよ〜)、もし年格好が相当な役者さんがやってたら悋気の炎で燃え上がってしまいそう。六代君の子役がとても可愛らしかった。

休憩20分はさんで「すし屋」。梅枝さんが可愛い妹お里です。弥助役も薪車さんがよかったな〜。門之助さんです。梶原景時の声を聞いて、あらら、と思い番附見たら、男女蔵さんでした。…この人、なんかエセ歌舞伎っぽく感じるんですよね。不器用そう。この演目は見どころがたくさんあって面白いんですが、幕切れが主人公が瀕死のため、ぱっとしないんですね。面白いんですけどね。

そして30分の休憩はさんで「川連法眼館」「蔵王堂」です。海老蔵さんの四ノ切は何度目かな〜。最初に見たときから大好きで、些細な瑕疵は大きな流れがちゃんとしていると問題なく楽しめるもんだと思ったものでした。忠信登場です♪カッコいい!クール!あ〜その前に、竹三郎さんが引っ込む時に躓いちゃって、客席に笑われてました。カワイソウ。そして狐忠信登場です♪登場、見逃しませんでしたけど、本当は花道注目して、気がついたら舞台中央の忠信に「エ〜!!」って方が楽しい気がする。海老蔵さんの裏声@狐語カワイイ。モフモフの衣装も(新調されたんですね♪)。早変わりしたり、天井から飛び出たり、もう楽しさ満載でニコニコなんですが、鳥居前からずっと観ているので、「なんて大変なことをやってらっしゃるのだろう」と思って、荒法師相手にジャンプかましてるあたりから、もうウルウルで、胸がいっぱいになってました。こんな演目で何泣いてんの?と思われそうで、それはこらえつつ、宙乗りです。鼓をもらった海老蔵さんがうれしそうに体を揺らしながら上がってきます!客席を眺めてらっしゃいます。我々は桜の山になりきらねば!目の前を伏見に帰っていかれる海老蔵さんが通っていかれるので、必死で拍手して、満開の桜のつもりで涙目でスマイルしてきました。鳥屋に入られる前に、桜吹雪がブワーっと舞って、気持ち的には号泣でした〜。

もう休ませてあげて〜と思いつつ、5分の休憩で「蔵王堂」で、初めて見るので、どんなのかしら?と思ったら、立ち回りがいっぱいの、これはこれで大変じゃん!という演目。花道でハシゴに上られたりして、三階席にもオイシイとこが色々。紫でコーディネートされた衣装も素敵で。ウルウル気分のままずっと拝見して、最後は玉三郎さんいなかったけど、主要キャストが勢揃いして、晴れやかに終わったのでした。

なんかよかったな〜。あのー、このところ「別件」とか言って、ロックのライブによく行ってて、この間、黒猫チェルシーとOKAMOTO'Sの対バンに行ったんですけど、そのタイトルが「弱気なサディストVS強気なマゾヒスト」で、アタシは「弱気なサディスト」かな〜。いけずとかいっぱい言うわりに打たれ弱いから。で、海老蔵さんは「強気なマゾヒスト」と思ったな〜。オラオラ言いながら、何でこんなに自分がしんどいことばっかりするの〜って。もうね、気持ち的には四ノ切で号泣で蔵王堂で滂沱の涙な感じ。すっごくよかった。千本桜を通しで楽しめたのもよかったし、「渡海屋」「大物浦」「すし屋」「四ノ切」み〜んな海老蔵さん!で感激もひとしおでした。
舞台写真は9枚出てて、序幕の狐忠信と蔵王堂の忠信を買ってきました♪来週は夜の部を一等で拝見します!キャ〜〜〜〜!!!
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通し狂言 義経千本桜 まずは小手調べ [海老蔵礼賛]

「訪欧凱旋公演」の昼の部に行って参りました〜。三階なんで、海老蔵双眼鏡を握りしめまして、まずは小手調べってとこです。若奥様には今日も会えずに残念。小姑が遭遇する日はくるのかしら〜。

ちょっと書いておきたいのは、今日、身を乗り出して観劇される方が多かったです。私の両隣もそうでした。歌舞伎初めてみたいで、悪気は毛頭なさそうなんで、後ろの人に迷惑ってわからないだけなんだと思います。結婚式の中継や歌舞伎座の建て替えニュースなどで興味を持って見に来られたのかも、なので、これは劇場がキチンと「身を乗り出していると後ろのお客さんが見えなくなる」「イヤホンガイドは音漏れしないようにつける」と注意すべきと思いました。開演前やアナウンスで言ってますが、そんなの聞いちゃいないので、映画みたいに始まる前に役者さんが舞台で仰ったらどうでしょうかね。平成中村座ではそうしてましたね。

「鳥居前」静御前は壱太郎さんです。かわいらしい。翫雀さんの義経はちょっと桃太郎チック。三階から見ていると、人の立ち位置にバランスが気になるんですよね。歌舞伎はどの場面も絵のように構図がピシっと決まってて欲しいんですが、ちょい崩れ気味でしたかね。なのでこじんまりしている印象。
置き去りにされた静を藤太が捉えて、それを助けに海老蔵登場です。カッコイイ♪荒事です。藤太は踏み破られちゃってポイです。カ、カ、カ、カ、クワ〜、ギロッ!って鼻鳴らして睨むの、以前は結構笑いが起きてたんですが、もう起こらないですね。海老蔵さんがカッコ良さでねじ伏せちゃったかな。
ラストは狐六方で、こりゃ三階では見えなくて、来週楽しみます♪

25分の休憩でお弁当。トイレ、この休憩の方が空いてた気がします。舞台写真、海老蔵さん単体はまだなかったな〜。玉三郎さんとのツーショットがありました。

「渡海屋(とかいや)」「大物浦(だいもつのうら)」初めて観たとき、安徳天皇が泣いちゃって途中リタイヤだったな。今回は年長さんで大丈夫そう。
玉三郎さんと仮の夫婦なんですけど、なんか蝦夷模様の着物なんか着ちゃって、スゴク格好いいんです。ものすごく色っぽいし。美人の奥さん従えてるから余計に頼もしそうにかつ色っぽそうに見えて、三階でしみじみ萌えておりました。本性出して知盛は白装束なんですが、ところどころメタリックで、和モノのロールプレイングゲームの勇者みたい。で意気込んで行く割に、翫雀さんにアッサリ負けちゃって血まみれー。白装束がバラ肉でつくったキモノみたいになってます。
江戸の人はヘンタイですよね〜。いい男を血まみれにして、苦しめて、身投げさせて、それを弁当食いながら喜んで観るって、まぁ一緒ですね。我々と。
最後の見せ場がまたいいんですが、三階からだと、黒衣ならぬ青衣さんのアタマが見えて、興ざめだったので、これも来週の楽しみに取っておきます。

30分の休憩は、南座久しぶりなんで、売店や休憩所巡り。南座もかなりの老朽化なんで、歌舞伎座が新しくなったら、次は南座を改装してほしいです。そういえば、番附に新歌舞伎座の案内が載ってて、新歌舞伎座って、松竹と関係なくなかったっけ!?

最後は「道行初音旅」。私は今日、これが一番楽しかったです。玉三郎さんはシンプルな柄だけど華やかな振り袖でおキレイだったし。すっぽんが開いたら三階席がソワソワしだして、静かの鼓につられて海老蔵さんがお出ましです。必要以上に「狐」を出さずに踊ってられた。玉三郎さんと海老蔵さんの並んでいる姿、ホントにちょうどいいです。海老蔵さんが成長されたんですかね〜。玉三郎さんは、老化をぐっとこらえて、海老蔵さんのお相手をしてあげてくださいね。そうそう、番附見たら、人形遣いが薪車さんってなってたので、これも次回チェック〜!

というわけで、来週のチェック項目がいろいろ出まして、まずは一回目の観劇でした。
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八月花形歌舞伎、四谷怪談でキャ〜!! [海老蔵礼賛]

新橋演舞場で行われております、八月花形歌舞伎の第二部と第三部に行ってきました。今回は、仕事とライブと歌舞伎の三本立てなので、正直、どうなるかしら〜と心配しながら荷造り。出かける朝に掲示板に書き込んどこう♪とMacを立ち上げて、機嫌良く書き込んでたら、みるみる砂嵐がおこって、モニターが見られなくなって、「???」となりながら、強制終了しておウチを後にしたのでした…。

当日は、有給休暇にしていたので、朝もゆっくりで、買い物したり、東京をウロウロして楽しく過ごし(暑かったですけどね〜)、いざ歌舞伎へ。いつもは観た順に感想書くんですけど、今回は「四谷怪談」から。真ん中よりは前の方で、ほぼセンターのお席です。写真入りの筋書買ってGOです。

え〜っと、あんまり「礼賛」な内容にならないような気がするので、はじめにご注意申し上げておきます。四谷怪談を歌舞伎で拝見するのは初めてなので、私が持った「もっとこうやったらいいのにさ〜」という気持ちが、演出に向けてなのか、海老蔵さんに対してなのかはちょっとわからない感じです。
勘太郎さんがお岩さん他、早変わりで演じられます。海老蔵さんは伊右衛門。なんかね〜あんまり「悪い」感じがしませんでしたです。クールな風になさってますけど、お金を横領したり、自分の悪事がバレないように義父に媚びたり、それが効かぬと知って短絡的な方法を思いついたり、まぁどうしょうもない男なんですが、あんまり「どうしようもない」感がなく、どうしようもないのにメチャいい男だから隣家のお梅がボ〜っとなっちゃって不幸がはじまるハズなんですが、その面白さがないんですな。第三者の観客から見たら「あんな男あかんで!」かつ「キ〜!カッコいい!」が同居してる色悪ぶりを発揮して欲しかったんですよね。そいで、産後の肥立ちが悪い(古いコトバやね〜。今の20代のコとかは聞いたことないかも。血の道とか!)お岩さんに、おなじみの面相が変わる薬が投下されて、お話が進んでいくんですが、伊右衛門さんの悪い具合がイマイチ中途半端。ここはグイグイと「わっる〜」と観客に思わせないと、後からの「恨み晴らさでおくべきか〜!」な、お岩さんの粘着恨み節の説得力がなくてダメだと思うんですが。
お岩さんは、いろんな不幸が集積して、按摩の宅悦に強姦されかけて、そして何もかもが自分の亭主の差し金とわかったのに、宅悦ともみ合っているうちに、死んじゃうのよね。ここら辺から「怪談」な感じになってきます。邪魔者がいなくなって、何よりの伊右衛門さんは、さっそく祝言をあげた嫁と義理の祖父をウチに入れて初夜なんですけど、亡霊と見間違えて首を斬り落としてしまう。
時はしばらく経った呈のお堀の場面。ここでも悪いやつぶりを発揮しないといけないんですけど、顔はキレイなのに根っから腐ってるよね!って思わせないといけないんですが…。一旦アカンやん!と思ったら、回復するの難しい〜。
長いお芝居なので、間に舞台番ということで、猿弥さんが登場して、その後のあらすじを説明してくださいます。ここが一番面白かったです。この前のシーンで終幕と思った人が席を立って帰ろうとするのを「休憩じゃありませんよ。お手洗いですか?我慢は体によくないので、行ってきてください」とか仰るのもお上手でした。殺人もいっぱい、悪巧みもいっぱいなお話の中で、ホッとする間合いでした。
…んで、仇打ちの場です。伊右衛門は、お岩さんの幽霊に悩まされてビクビクのヘナヘナです。前までの場面で、凄まじい色悪ぶりを発揮していたら、この場面のヘナヘナ具合と対比になって、より面白さがでたろうに勿体ない!そしてお岩さんが大活躍で、暗い中に、驚かせやさんのダミー岩さんが客席に乱入して、びっくりして「ギャー」って叫びました。ココが猿弥さんの次に面白かったです♪ゾっとしちゃった。勘太郎さんは確かにあんまりコワくなかったかな。髪梳きとか、コワいんですけど、勘三郎さんや勘太郎さんて、親切そうなイメージあるから、あんまりコワくないというか。一生懸命説明したらわかってくれそう。七之助さんがやったらコワそうかも。
…というわけで、お芝居は面白かったんですが、本当はもっともっと楽しめたんじゃないのかな〜という疑問が残って、「海老蔵、しっかりやれよ!」と思いつつ帰ったのでした。

二部の方は「暗闇の丑松」、長谷川伸・作の新歌舞伎だそうです。初めて観ました。とてもうまくできています。ハナからお芝居として書かれているから、舞台転換や演出などにメリハリがあって無理がない(源氏物語って暗転ばっかりだったでしょう)し、登場人物も絞られていて、伝えたいことがよくわかります。筋書読まなくてもお話がわかるし。ただ、歌舞伎でやる意味があんまりわからないっていうか。このあとの「娘道成寺」は古すぎて、衣装やら押戻しとか、現代のお芝居ではありえん演出とテンションなので、めっちゃ新鮮で面白いんですが、「暗闇の丑松」は古くささが先に立った。愛を全うしようとする男女、貧しさの不幸、すれ違い、転落、偶然の出会い、裏切り、潔白の証明、男の軽薄さ、女の業、復讐etc.。現代のお芝居で、今の空気、今の風俗、今のテンポでやっているからそっちの方が面白いよね。中では松の湯の場面は珍しくて面白かったです。なんとなく知っている銭湯とシステムが違うので。「嗤う伊右衛門」でのお風呂のシーン(佐藤浩市のお尻がイヤだった。タレ具合が…)や「千と千尋の神隠し」の働くシーンを思い出しました。橋之助さんは熱演でしたけど、これもお尻がイヤだった(カタチがヤよ)。獅童さんも足が細すぎ(まぁ、この辺は好みでしょうが)。釜の仕事をしているヒトはまだマシだったけど、普段、服を着ている人のハダカはなんとなく生々しくて気持ち悪い。江戸時代に年中ハダカで本当にこのシゴトをしていた人のハダカはこんなに生々しくないと思う。風雪に鍛えられて「肌」が「革」みたいになってるような気がするので。だから現代人の役者さんには難しいですね。
「娘道成寺」は、さっきも書いた通り、歌舞伎のイメージ通りで面白かったです。小坊主さんたちのぐちゃぐちゃ、や、「十づくし」、女形の引き抜きの衣装や踊り、最後は荒事で押戻し。こっちは素直に楽しんできました。二列目だったし。

終演は9時40分でしたかね。演舞場から歩いて帰れるホテルだったので、ラクでした。ただ、翌日の会社に遅刻せずに行くには、東京ではなく品川始発ののぞみにのらないといけないので、会社まで乗り換え五回で、朝、必死で(寝坊しちゃって…)タイヘンでした。荷物は宅急便で送って、普段通りですが何か?な感じで出社したのですが、正直ハラハラでしたです☆
Macはいろいろやってみたけれど復旧せず、新しいのを今日買ってきました。ヨドバシ梅田に行ったのですが、エスカレーターのところに麻央さんの大きな写真がいっぱい貼ってあって(brotherの何かの宣伝に出ているらしい)、海老蔵の色悪ぶりが足りないのは、オマエのせいかよ〜とちょっとムっとしたのでした。ごめんあそばせ!
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海老蔵さん、ご結婚おめでとうございます!

ご結婚が決まった時にも書いたのですが、7月29日の結婚式と披露宴が終わって、世間的にもご結婚されたのね〜という風になりましたので、改めてお祝い申し上げます。

10年来のファンなので、気持ち的にはご祝儀持って参加したいくらいでしたので(そんな大ご贔屓でもないし、ご祝儀出せる財力もないけどね)、TV中継あったのはとてもよかったです。1000人規模の披露宴で、TV中継もあったためか、披露宴にありがちの泥臭い感じ(泥酔して言っちゃいけないことを口走る叔父さんとか)がないのが残念でしたね。

インタビューの中では、お二人の馴れ初めが面白かったです。お付き合いしよう、という海老蔵さんに一月待ってくれという麻央さん。なんかわかりますよね〜。年齢も美醜も全部棚に上げて、海老蔵さんに「結婚を前提におつき合いしてください」と言われたら、みなさんならどう返事しますか?私は絶対イヤですね。
今の女は、シゴトなどでストレスも溜まっているけど、その分、自由も謳歌しているので、一生亭主の仕事のサポートで、めかしこんでひたすら頭下げてるなんてまっぴら御免なんです。同じことをするにしても、女房じゃなくて、仕事として雇われて、ご贔屓さんに挨拶したり、裏方のことを仕切ったり企画したりするのは面白そうでやりたいけど、女房としてはイヤ。馬鹿みたい。
だけども火中の栗を拾ってくれたんですね。海老蔵さんもゴリゴリいった、と仰ってましたけど。なんだか、カマトトみたいで、若く見えるけど、もうアラサーな女が「(挨拶)何て言えばいいですか?」なんて聞いてて、希実子さんもさぞイラつくことも多かろうとは思いますが、コツコツと積み上げるヒトのようにも見えますし、継続は力なりで、いつのまにかしっかりした奥さんになってくれるような気がするな〜。
「週刊新潮8月5日号」に麻央さんの悪口記事が載っていたけど、全然共感できなかった。アタシ達もみんな強欲だし、できれば要領よくソツなくやりたいと思っているし。チャラ男というけど、誰だってカッコいいのがいいに決まってるしね。あの下品な駒井千佳子より全然いいよ。オマエがなんのかんの言うなよ、という感じ。「何の苦労もなく」なんて書いてあったけど、違う世界に入って、シキタリとか挨拶とかとても大変そう。ウルサ型の先輩とかいっぱいいそうだし。平民の私も転職したとき、色々辛かったけど、それとは別格の大変さだと思うな〜。まぁ知らない世界なんですけど。

披露宴見てて思ったんですが、海老蔵さんはあんまり頼りにならなさそう。振り回されずに、地道にしっかり頑張って、中年になった時に悲しくなったりしないために、扇千景さんみたいに、ご自分の道や世界も見つけられたらいいなと思いました。
…お祝いコメントのハズが、新婦への心配ばかりになってしまった。やっぱり結婚式&披露宴は花嫁が主役ですね!麻央さん頑張ってね〜!
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新橋演舞場でハートわし掴み♪海老蔵=助六で萌えた夜 [海老蔵礼賛]

さて、ここから成田屋贔屓は大本番です。まばたきも少なめにせねばなりません。ナント今回はウチの姉が「成田屋を観たい」というので姉妹で観劇です。では、こまどり〜

◆2010年5月8日
夜の部最初は「熊谷陣屋」でスタート。これも暗いし重い。歌舞伎初心者の姉と一緒だったので気を使います。イヤホンガイドと筋書きの両方でやっと話が見えたって言ってました。そして「海老蔵さんが一番何を言うてはるかわかりやすかった」って。
熊谷直実が染五郎さんです。茶色い顔で、イケメンが台無し。そして後半白塗り海老蔵さん登場ですから、やっぱりなんかしっくりこない。染五郎さんは筋書きで「なぞるだけで精一杯でしょうが…」と仰っていましたが、これから進化、進歩していくのが楽しみと思いました。私も筋を追っかけるのに精一杯だったので、これから共に成長しましょう♪

次は「うかれ坊主」藤間流家元の松緑さんです。「ヘンな顔やで」と姉に紹介してたら、衣裳もすごくてビックリ。派手な襦袢の生地みたいなフンドシにスケスケの絽の羽織!?後ろを向くとお尻が透けてる!と姉がビックリしております。いやいや、肌色のを履いてはりますがな。メイクもフットボールののんちゃんみたいなひげ剃りあとで、踊りも面白くて明るい舞台でした。そうそう、海老蔵さんと染五郎さんがいらしゃるのだから、松緑さんはオモシロ方面を目指せば、きっと観客の心を打てると思いましたですよ。

うふ、うふ、うふふふふ〜♪お待ちかね!やっと「助六」ですっ!花外ですけど、まあ良い席なので(襲名の時はあんまり良い席じゃなくて…それでも超楽しめてシアワセだった!)ワクワクです。傾城達が舞台に出て、そして揚巻の行列が花道から登場して、豪華です♪伊勢海老つきの衣裳にいつも笑っちゃいます。お腹には鯉の滝登りだし〜。続いて白玉も行列で、主人公がなかなか出てこなくても舞台の華やかさに飽きさせません。意休さん(今回は歌六さんで、いつも意休の左團次さんは口上)がボロカスで面白いの。この演目ははリラックスして楽しめて好き〜。揚巻、もっと攻めろ〜ってな。んで、揚巻と白玉がすっこんで、はじまって45分くらいですかねぇ、あれぇ〜そろそろかな〜っていう客席の期待が最高潮に達した時に助六@海老蔵登場です!!カッコイイ〜!!!蛇の目傘が日本一似合う〜!ロックのライブみたいに「ギャ〜!!」って叫びたかったけど、そうもいかないので、隣の姉に「カッコいいでしょう〜」と呟いてました☆花道は後ろ姿ばっかりかと思いきや、かなり良い目にあいましたよ!ほっそりされて、ちょっと険のある感じですけど、KUMEさんが掲示板に書き込んでくださったようにおじい様を彷彿とさせるお姿でした。いつまでも観ていたい感じで、そんな気持ちにこたえるように花道はたっぷりあって、うふふふふ〜(←コレ、姉が気に入ってました)。「この鉢巻がご不審かぁ〜」あ〜良いお声♪「どうでんすな、どうでんすな」とかイチイチ真似したくなるのよね〜。芝居の筋はみなさんご存知のとおり吸い付け煙草のキセルをいっぱいもらって、意休に意地悪したり、福山のかつぎが出て来たり。朝顔仙平は期待してたけど亀寿さん、案外ダメでしたね。間が悪いのかな。そして、兄・染五郎の登場です。いい具合にナヨってます♪「鼻の穴へ屋形船蹴こむぞ!コリャマタナ〜ンノコッタ!」です。御見物も大喜びで、そこで胯くぐりですがな〜。「マタ〜くぐれ!!」って海老蔵さんも意地悪ですわねー。お侍@市蔵さんをくぐらせた後に、通人@猿弥さん登場です♪海老蔵さんの新婚ネタを大いに仕込んでらっしゃって。私の席からは海老蔵さんのお顔が見えなくて残念ですが、「なんと呼び合ってるんですか!?」「孝俊さんって呼ばれてるんですか!?」「アップルパイ、アタシも食べたい」とかガシガシ言われてて面白かったです。「こんな体型でもくぐれましたって。」
そして助六は案外嫉妬深くて、揚巻が客取ったって絡むんですが(カワユラシ〜♪)それが実はお母さんで、兄弟二人がヨシワラで悪態ついてるんで、げっそりして、紙子の着物を着せられちゃいます。
そして水入りですね!初めて拝見します。花道から白装束で殺気立った感じでお出になられて、意休を斬って友切丸を手に入れるも、騒ぎになって水の中に隠れて、若い衆に追いつめられたところを揚巻に助けられるのです〜。余裕の海老蔵さんも憎たらカッコイイけど、傷付きながら必死な海老蔵さんはさらに萌え〜ですなぁ。アタシも揚巻みたいに啖呵切って海老蔵さんを助けてあげたいと思いました。綺麗で気風もよくて信頼あつい揚巻だから助けられたのね〜。お芝居が終わってしまうのが寂しかったです。
終演後は近くのパブでなんやかんや。「海老蔵さん、格好良かったやろ〜」と言ってもナカナカ「ウン」と言わない姉だったけど、先ほどハハからの電話で「○○ちゃん(=姉)から電話あって『海老蔵さん、ダントツで良かった〜』と言っていたわよ〜」と判明しました!ワハハ。そりゃそうでしょう♪助六@海老蔵観て、カッコイイ!!!!以外の感想はありませんがな〜。1回だけの観劇が恨めしい。至福の時を過ごした東京の夜なのでした〜。これからご観劇のみなさまお楽しみに〜。
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